すべてのスクリーンタイムが同じとは限らない
若年層にとっても誰にとっても、オンラインとオフラインで過ごす時間のバランスを見つけることは重要です。生活でテクノロジーを利用する場面が増える中、オンライン空間で過ごす時間の量と質の両方に配慮する必要が生じています。
この件に限らず、会話は最初の一歩に過ぎません。保護者は、お子さんがオンラインの時間をどこで過ごしているかをしっかりと把握し、その時間が有益に使われているかどうかをお子さんと話し合う必要があります。
何よりも重要なのは、テクノロジーやインターネットを使うことがお子さんの気持ちにどのように影響しているかを理解することです。お子さんがオンラインの時間をどのように過ごしたいと思っているかを知ることにより、オフラインとオンラインのアクティビティのバランスを取る手助けをして、お子さんの心身の健康をサポートできるようになります。
10代の子どもとインターネットの利用について話し合ううえで、唯一のベストな方法があるわけではありませんが、対話を始めるにはいくつかの方法があります。子どものスクリーンタイムの長さが子どもに悪影響を与えていることに気付いたら、適切なタイミングでその話を持ち出してみましょう。
まずは、現在オンラインでソーシャルメディアに費やしている時間について、子供自身がどう感じているかを探るとよいでしょう。それには、次のような質問をしてみます。
最初の2つの質問への答えが「そう思う」だったなら、お子さんがオンラインで過ごしている時間についてどう感じているかがわかります。そこから始めて、お子さんが時間を管理し、オフラインの有意義なアクティビティとのバランスを取る方法を見つけられるよう、手助けをすることができます。
次のようなフォローアップの質問をするとよいでしょう。
画面を見ている時間を減らす方法としてもうひとつ効果的なのは、ただスマートフォンをしまい込むだけでなく、有意義で楽しいオフラインのアクティビティでその時間を積極的に埋めることです。
お子さんがアート制作、音楽演奏、読書、ものづくり、スポーツなど、画面なしでの活動に熱中しているなら、ぜひそれを応援してください。お子さんがしていることに興味を持ち続けることで、その興味をさらに発展させましょう。若年層は、慰めが欲しいときや単に暇を持て余しているときに、スマートフォンに頼ってしまうものです。お子さんがいつもそのような感情に流されないようにしましょう。多少の不快感や退屈を克服することが、他の方向性での成長につながる場合があります。
多くの場合、お子さんがオンラインでフォローしていること、トピック、クリエイターは、オフラインで興味を持っていることを示す良い手がかりになります。
例えば、料理やダンスなどのスキルを教えるクリエイターをフォローしている場合、そのチュートリアルを自宅で、あるいは友達同士で練習するよう促してみましょう。オンラインの世界から得たヒントをもとに、オフラインで楽しいアクティビティを行うようすすめることで、お子さんはバランスをとりながら自分を表現できるようになります。
お子さんの生活に関心を持ち続けることで、お子さんのオフラインでの興味を伸ばし、画面を見ている時間を減らすことができます。
お子さんがバランスを見つけるのに役立つアクティビティをいくつかご紹介します。バランスを見つけるのに役立つアクティビティをいくつかご紹介します。
ソーシャルメディアでバランスを取る
Instagramには、保護者や10代の子どもがアプリでのポジティブな利用環境を構築するための便利なツールがあります。例えば、保護者がお子さんとInstagramでのベストな時間の過ごし方について話し合う際には、1日のアプリ利用時間の制限や、休憩のリマインダーの設定など、バランスをとりやすくするツールについても話すようにしましょう。
これらのツールの使い方については、以下をご覧ください。
お子さんがソーシャルメディアを初めて使う際には、使い方などを指導することをおすすめします。Instagramでポジティブかつバランスのとれた体験を育むために、数多くのペアレンタルコントロールツールが用意されています。これらを活用しましょう。 お子さんとの会話で、Instagramを利用する時間の質と量のバランスを取ることがどれほど重要であるかを話してください。健康的なバランスに関する取り決めをして、一緒にペアレンタルコントロールツールを設定しましょう。
Instagramのペアレンタルコントロールツールでは、お子さんのフォロワーリストやフォロー中リストの表示、1日のアプリ利用時間の制限の設定、アプリの利用状況に関するインサイトの確認などを行うことができます。
保護者とお子さんがバランスを取るために使用できるMetaの製品とリソースについて、詳しくは以下をご覧ください。